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ヌードモデルとアンドロメダ伝説

第5章 アンドロメダを視姦し、そして

アンドロメダの容姿が気に入らなかったら、ペルセウスは助けなかった?──なんと冒涜的な考え方だろうか。

私を裸にしていいのに、しなかったのは許せない──なんて理不尽な考え方だろうか。

もはや理屈ではなく、女としての誇りだった。

だから、ローブを脱ぎさってアトリエの床に寝そべった。

アンドロメダはこうでなくてはならないのだ。
全裸で視姦させて、結婚したいと思わせなければならないのだ。

しかし、既婚者の教師にとっては危険な罠だろう。
ヌードのモデルを視姦するのはともかく、自分も裸になって抱いたら言い訳はできないだろう。

──川村さんはその一線を越えてくれた。
純粋に嬉しかった。

唇を捧げた。
裸身のありとあらゆる部分を許した。

特に乳房とお尻は入念に確認された。
何度も腕や脚の角度を変えられた。そのたびにあえぎ声はたかまっていく。

自然に体は繋がっていた。

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