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世界で一番尊いあなた(嵐)

第11章 ♡♡♡

和也「ふふふっ///気づかなかったよ//」

俺の言葉に合わせてかずの表情がコロコロと変わる。それが可愛くて、俺はつい言葉を選んであなたで遊んでしまう

和也「でも…嬉しい」

翔(かずがあの時のこと…苦い思い出のままじゃなくてよかった…)

翔「俺の中ではいつまでも、お姫様はかずだけだから」

和也「じゃあ、もっかいちゃんと言って?あの時の気持ち」

翔「ふふ…っ。かず、俺はかずのことずっとずっと大好きだったよ。かずがずっと、俺の一番だよ」

和也「わ〜っ///俺だって、翔ちゃんが1番だよ♡」

翔「ほんと?かずかわいい」

ちゅっ

和也「えへへ〜。翔ちゃんだいすき」

翔「俺もだいす…き…」

翔「あ…」

りぃな みあん「…」

マスター「…翔ちゃんのあほ…」

俺はその時、自分たちが置かれている状況をようやく理解した
かずに夢中で周りなんて全く見えてなかった

そう

自業自得

マスター「とりあえず2人ともおちつい」

みあん「うわあああああああ!!!」

りぃな「好きぃぃぃぃぃ!!!!」

翔「ちょっと、まってくださ」

みあん「最高最高最高!最高!イケメンふたりがキスしたところみちゃったよ〜///りぃな〜///」

りぃな「ほんと無理無理まじで無理だったわ//死んでもいい好き!最高//AVより興奮したっ//」

興奮し泣きじゃくる2人を俺たちはどうすることも出来ず、ただ呆然と見つめていた

マスター「2人ともごめんなさいね。あの子たちこうなったら暫くはどうにもならないから…」

翔「ああいえ…。俺こそすみません、かずのことしか見えなくなっちゃって」

マスター「あ〜らかわいい。あの時の貴方ならそんなこと口が裂けてもいえなかったのにね。…変われて…よかったわね」

翔「変われた…か…」

俺は果たしてあの頃の自分から成長できたのだろうか。かずが好きでかずを守るためならなんだってすると盲目だった日々。あの頃の俺ならかずが死ねといえば死んだかもしれない。

そんな俺は、いまかずと一緒にいるからその気持ちが穏やかなだけで…もしかずを失ったりなんかしたら…俺は…

和也「しょーちゃん。大丈夫」

和也「翔ちゃんは変わったよ。…たとえそれが一時的なものだっていいじゃない」

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