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世界で一番尊いあなた(嵐)

第11章 ♡♡♡


和也「人は変わるものだよ。もちろん俺だって。…毎日変わりながらお互いの好きを見つけていこうよ」

翔「…かず…」

マスター「そうそう。もしまたあの卑屈な翔ちゃんに戻っちゃった時はここに来なさい。愉快な仲間達が貴方の悩み聞いてあげるから」

翔「愉快な…?」

みあん「私翔ちゃんに抱かれたい!りぃなは?!どんな抱かれ方したい?!」

りぃな「あのえろ〜い唇で身体中キスされたいわ!!あぁっ…とろけそう…」

翔「ふっ…何話してんだよ」

マスター「愉快でしょ?」

翔「もうやけくそでしょ!マスター。…でもとっても愉快だ。見てると悩みなんてどーでもよくなる」

マスター「オカマだってあんなに元気に楽しく生きてるのよ。だから翔ちゃんも、大丈夫。何も思い詰めることないわよ」

世の中にはたくさんの悩みを持っている人がいて、その気持ちを誰にもぶつけることが出来ない人もいる。その中で俺は、
大好きな人と大切な仲間に囲まれてこんなに思われているんだ。
俺の悩みなんてもしかしたらすごくちっぽけなものなのかもしれない
そう気づけたことが俺の進化だ

翔「…マスター。…俺の居場所…作ってくれてありがとう…」

マスター「なにいってんのよ〜。アタシも翔ちゃんに出会って世界変わったんだから!あなたのためならなんだってするわよ。」

和也「俺も!マスターに出会えてほんとによかった。マスターがいなかったら今頃俺たち嵐じゃいられないくらい不仲になってたかも」

マスター「えぇ〜?!アタシ何百万人の恩人じゃないの…!アタシ…すごいわね!」

3人で顔を見合わせてケラケラと笑った
苦しいことも辛いことも忘れられるくらい楽しい時間だった

翔(マスター…ほんとにありがとう…)

この時間が永遠に続きますように
心から願っている

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翔「じゃ、またきます」

和也「楽しかったです〜!」
気がつくと時刻は0時を回っていた。
いつまでもお店にいては迷惑なので俺たちはタクシーを呼んだ

みあん「もっといていいのに〜!」

マスター「まあまあ、2人はアイドル様よ。一分一秒が宝石なんだから無駄にさせちゃダメ」

りぃな「話せて楽しかったわ。ありがとね」

こちらこそ、と挨拶をしていたらマスターが俺たちに近づいてきた

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