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世界で一番尊いあなた(嵐)

第11章 ♡♡♡

俺は無意識にコンビニBOX型の冷蔵庫へ手を伸ばす

翔(グレープフルーツかな?いいかこれで)

ろくにパッケージも見ず、800円とかかれたピンク色の飲み物をグラスに入れてかずに渡した

和也「ありがと…っ」

翔(あーかずかわいいヤリたい。いますぐやりたい。風呂なんていいからヤリたい)

翔(でも落ち着け…俺…冷静に考えるんだ。かずと一緒にお風呂に入る…!それってつまり…洗いっこしたり洗いっこしたり洗いっこしたり…洗いっこができるんだ!かずのあれを俺の手のひらで包み込んで…そんで…)

翔「ふふ…ふふ…っ」

和也「…」

ーーーーー
ーー


和也「ふ〜っいいお湯!」

翔「…。」

驚くほど何も無かった

いや、何も出来なかった

身体を触ろうとすると あとで♡ しか言わないかず。語尾にハートマークを付けられたら断れるわけがない

翔(…触られたくないのか?…でもさっき、エッチしようって自分で言ってたし…エロいとこしたくないわけじゃないんだよな…?)

俺の前に少し離れ座るかわいい後ろ姿。たまに見える横顔が綺麗で可愛くて。
俺は後ろから優しく抱きしめてかずを引き寄せた

翔「かず…っ」

和也「ひゃぁっ!///」

翔「?!」

その瞬間、かずは大きな声を出して俺を振り払った

翔(え…?なに…?)

まるで痴漢されたOLさんみたいに恥ずかしさと怒りに悶えてるような表情。

翔「えっ…と…かず…」

和也「ごめん、なんでもない///」

翔(なんだよ…それ…)

翔(そんなに俺に触られたくないってことかよ…!)

何があってこうなったかはわからない。
でもかずのその態度が俺自身を無性にイラつかせた

和也「…」

俺ばかり求めてるみたいで悔しかった

でもそれ以上にかずが初めて俺を拒んだこと
その事実を受け入れたくなかった

翔「かず…!こっち向けって…!」

かずを無理矢理振り向かそうと肩を掴んだ
その時

和也「んんっあっ///」

翔「…」

俺はやっと謎の違和感に気づいた

翔(こいつ…)

つんっ

和也「あっん///」

翔(…喘いでる…!)

俺が触れたところひとつひとつ、ビクンと反応するみたいにかずは可愛い声をあげた
かずもそれに戸惑ってるみたいでなにが起きているのかわからない

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