
世界で一番尊いあなた(嵐)
第2章 BAR MARIN
ブツブツと文句はいうものの翔ちゃんはアンティーク調の扉の外へ消えて行った 扉が厚いわりに微かにだが声が聞こえる
マスター「…それで」
マスター「あなたはどうしてそんなに寂しい顔をしてるのかしら?」
和也「…っ!あ、いや」
和也(また気持ちが顔に出てたなんて…)
マスター「大丈夫よ、たぶん翔ちゃんは気づいてないわ。あの人の目の色変わってなかったもの」
マスターの手元にあるオレンジ色のカクテルはごついけど、ピンクと赤のネイルが施された綺麗な指でくるくるとまぜられ氷の音を心地よくならした
和也(目の色…?)
マスター「アタシ、あなたよりは翔ちゃんとの付き合い短いけど…結構なんでもわかってるつもりよ
和也「そう…ですか。」
和也(この人も、翔ちゃんの限りなく綺麗でなんでも見透かしちゃうような目を…しってるのかな)
マスター「アタシはね、昔 ここの客だったのよ。 マスターなんかじゃなくてね」
マスターは真っ直ぐな瞳で淡々と話はじめた。
マスター「今みたいにこんなにハキハキ喋れてもなかったし、格好も本来あるべき姿をしていたわ」
マスター「仕事も安定してなくて。どこにいっても蔑むような目で見られてるような気がして続かなかったの」
マスター「ある夜、こんな自分に嫌気がさして1度浴びるほど酒を飲もうと思ったの、全然強くないのにね」
マスター「なんとなく電車を乗り継いでなんとなく歩いていたら…メガネをかけた超かっこいい男の子がちょうどこの店の前に立ってたの」
マスター「アタシは男の子大好きだからすぐとっ捕まえて店に入ったわ」
マスター「そう、それが翔ちゃんとアタシの出会い」
マスター「でも…不思議だった。今までそんなことしたくてもできなくて、自分の素を見せれる相手なんて誰もいなくて…なんとなく声をかけた男の子が櫻井翔くんで…不思議な縁を感じたの」
マスター「翔ちゃんにとってはいい迷惑よね。…それでもあの人は…優しくしてくれた」
マスター「あの人はアイドルで、輝いていて、アタシ、この人のそばだったらもっともっと輝けると思ったの」
マスター「そしたら、不思議と声が出たの」
マスター「「この店をアタシにください!!」って。」
和也「いきなり…ですか?」
マスター「…それで」
マスター「あなたはどうしてそんなに寂しい顔をしてるのかしら?」
和也「…っ!あ、いや」
和也(また気持ちが顔に出てたなんて…)
マスター「大丈夫よ、たぶん翔ちゃんは気づいてないわ。あの人の目の色変わってなかったもの」
マスターの手元にあるオレンジ色のカクテルはごついけど、ピンクと赤のネイルが施された綺麗な指でくるくるとまぜられ氷の音を心地よくならした
和也(目の色…?)
マスター「アタシ、あなたよりは翔ちゃんとの付き合い短いけど…結構なんでもわかってるつもりよ
和也「そう…ですか。」
和也(この人も、翔ちゃんの限りなく綺麗でなんでも見透かしちゃうような目を…しってるのかな)
マスター「アタシはね、昔 ここの客だったのよ。 マスターなんかじゃなくてね」
マスターは真っ直ぐな瞳で淡々と話はじめた。
マスター「今みたいにこんなにハキハキ喋れてもなかったし、格好も本来あるべき姿をしていたわ」
マスター「仕事も安定してなくて。どこにいっても蔑むような目で見られてるような気がして続かなかったの」
マスター「ある夜、こんな自分に嫌気がさして1度浴びるほど酒を飲もうと思ったの、全然強くないのにね」
マスター「なんとなく電車を乗り継いでなんとなく歩いていたら…メガネをかけた超かっこいい男の子がちょうどこの店の前に立ってたの」
マスター「アタシは男の子大好きだからすぐとっ捕まえて店に入ったわ」
マスター「そう、それが翔ちゃんとアタシの出会い」
マスター「でも…不思議だった。今までそんなことしたくてもできなくて、自分の素を見せれる相手なんて誰もいなくて…なんとなく声をかけた男の子が櫻井翔くんで…不思議な縁を感じたの」
マスター「翔ちゃんにとってはいい迷惑よね。…それでもあの人は…優しくしてくれた」
マスター「あの人はアイドルで、輝いていて、アタシ、この人のそばだったらもっともっと輝けると思ったの」
マスター「そしたら、不思議と声が出たの」
マスター「「この店をアタシにください!!」って。」
和也「いきなり…ですか?」
