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世界で一番尊いあなた(嵐)

第1章 秘密

ーーー楽屋ーーー

雅紀「俺次CMの撮影あるからご飯食べたらすぐいくよー」

相葉そばを食べながら相葉さんは準備をはじめた。

潤「俺もこの後予定あるから相葉くんと一緒に出ようかな」

智「俺は打ち合わせあるからもう行く」

3人は忙しそうに次の予定を確認し合っていた。

潤「にのと翔くんは?」

和也「俺はナシ!!!オフでーす」

そうなのだ!今日は珍しく何も予定がないので急いで家に帰ってゲームをする予定だ。進めたいゲームが山ほどある

雅紀「えーいいなー家でゲームするの?」

和也「当たり前ですよ〜積みゲーがたくさんあるんでね」

雅紀「つ…積み…?」

和也「てことで!俺は帰りまーす!」

重く腰掛けた椅子から足を上げてぴょんと跳ね上がり荷物をまとめた。

和也(早く帰って新作やろう…!いやでも5年くらい前にクリアしたぷよぷよもう1回やり直そうかなー…)

俺の頭の中は大好きなゲームのことでいっぱいだった。あの人があんなこと言うまでは。

和也「あっ、そーだ。そこのゲーム機充電おわったらマネージャーに渡しと「にの」

翔「にの、俺もこの後オフだから。一緒に帰ろっか」

一瞬空気が止まったような気がした。相葉さんはそばを食べる手が止まったし、潤くんとリーダーは無言でお互いを見合っているのがわかった。

和也「え、あ、でも…俺すぐ帰るから」

翔「まあまあそんな事言うなよー。2人で帰った方がタクシー代安く済むよ?」

和也「まあ、そうだけど」

普段そんなこと気にしたことないくせに何を言ってるんだこの人は!!いや、それよりやばい。この重い空気は俺と翔くんの秘密が3人にバレているのではないだろうか

できる限り、普通に…。

和也「…わかったわかった!はやくしてくださいよ〜!」

いつも通りヘラヘラと笑ってみせた。翔ちゃんはそうこなくっちゃと言わんばかりにニヤッと笑う。
それと同時に3人の空気がいつもの様に戻った

潤「翔くんがにののこと誘うの珍しいね。」

雅紀「う、うん、そんな感じした〜!いつも翔くん1人で帰ってるもんね」

智「初めて見た気がする(笑)」

和也「ほんとですよね!も〜びっくりした〜」

…は〜〜よかった、バレてないみたいで。

翔「ごめんごめん、(笑)たまにはにのとゆっくり話すのもありかなとおもって。5人で帰れたら一番いいんだけどね〜…」

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