
世界で一番尊いあなた(嵐)
第3章 新しいきもちで
秘密の愛ーーなんて我ながら気持ち悪いものを選んだものだ
でもきっと、
にのはそれを知ればすごく喜ぶんだろうな
翔「ああ…にの…」
お前は本当にかわいい、俺だけの天使
翔「にの…」
翔「本当はお前と…手を繋いで歩きたい…」
意地悪な言葉も、冷たい態度も
全部全部お前が可愛くて仕方がないんだ
翔「にの…俺は…」
翔「お前のことを…愛してる…」
だから俺は
お前とこの関係をやめない
ーーーーーー
ーーーー
ー
ロケバス 和也 side
スタッフ「もうすぐ撮影場所につきますー準備お願いします」
メイク「はーい!こっちはOKです!」
遊園地でのロケを終えた俺たちは小さなロケバスの中でバタバタとしていた
もうすぐ会報の撮影場所に到着するようだ
雅紀「楽しかったね、きょう〜!オープン前だから誰もいなかったし!」
衣装に着替えた相葉さんはスタッフさんに軽く挨拶したあとメンバーに渡すお土産を漁る
雅紀「俺これリーダー絶対喜ぶと思うんだよな〜!」
和也「あ〜…いや〜喜ぶかね?」
相葉さんが手にもつのはすっごいブッサイクなマグロのぬいぐるみ なぜ遊園地にこんなものが売ってるのかはわからないが相葉さんはかなりお気に召したようでリーダーにプレゼントするようだ
雅紀「ぜっったい喜ぶよ!喜ばないわけないよ!かわいいもん!」
時々この人の趣味がわからなくなる。
動物からこのブッサイクなマグロまで、この人の可愛いの範囲は広すぎる
雅紀「にのは翔ちゃんに何買ったの?」
和也「…せんべい」
雅紀「せんべい〜?!嘘だ!ほんとはお揃いのストラップとかでしょ?!」
和也「っあ!ちょっ!」
相葉さんは俺の持っていたお土産袋を強引に覗いた。
雅紀「…ほんとにせんべいだ…」
和也「…だから言っただろ」
雅紀「なんだ〜。つまんないの〜」
遊園地のお土産を好きな人に買うなんて、
まるで高校生にでも戻ったみたいだ
相葉さんもそんな気持ちなのだろう
まあせんべいだけど
雅紀「それでさ、潤くんのお土産は〜」
スタッフ「相葉さん、二宮さん着きましたよ〜!」
雅紀 和也「あっ…」
話に夢中になっていた俺たちにスタッフさんが割ってはいる
雅紀「はーい!おりまーす!」
バタバタと荷物をまとめていると
ロケバスはゆらゆらと小刻みに揺れた
でもきっと、
にのはそれを知ればすごく喜ぶんだろうな
翔「ああ…にの…」
お前は本当にかわいい、俺だけの天使
翔「にの…」
翔「本当はお前と…手を繋いで歩きたい…」
意地悪な言葉も、冷たい態度も
全部全部お前が可愛くて仕方がないんだ
翔「にの…俺は…」
翔「お前のことを…愛してる…」
だから俺は
お前とこの関係をやめない
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ロケバス 和也 side
スタッフ「もうすぐ撮影場所につきますー準備お願いします」
メイク「はーい!こっちはOKです!」
遊園地でのロケを終えた俺たちは小さなロケバスの中でバタバタとしていた
もうすぐ会報の撮影場所に到着するようだ
雅紀「楽しかったね、きょう〜!オープン前だから誰もいなかったし!」
衣装に着替えた相葉さんはスタッフさんに軽く挨拶したあとメンバーに渡すお土産を漁る
雅紀「俺これリーダー絶対喜ぶと思うんだよな〜!」
和也「あ〜…いや〜喜ぶかね?」
相葉さんが手にもつのはすっごいブッサイクなマグロのぬいぐるみ なぜ遊園地にこんなものが売ってるのかはわからないが相葉さんはかなりお気に召したようでリーダーにプレゼントするようだ
雅紀「ぜっったい喜ぶよ!喜ばないわけないよ!かわいいもん!」
時々この人の趣味がわからなくなる。
動物からこのブッサイクなマグロまで、この人の可愛いの範囲は広すぎる
雅紀「にのは翔ちゃんに何買ったの?」
和也「…せんべい」
雅紀「せんべい〜?!嘘だ!ほんとはお揃いのストラップとかでしょ?!」
和也「っあ!ちょっ!」
相葉さんは俺の持っていたお土産袋を強引に覗いた。
雅紀「…ほんとにせんべいだ…」
和也「…だから言っただろ」
雅紀「なんだ〜。つまんないの〜」
遊園地のお土産を好きな人に買うなんて、
まるで高校生にでも戻ったみたいだ
相葉さんもそんな気持ちなのだろう
まあせんべいだけど
雅紀「それでさ、潤くんのお土産は〜」
スタッフ「相葉さん、二宮さん着きましたよ〜!」
雅紀 和也「あっ…」
話に夢中になっていた俺たちにスタッフさんが割ってはいる
雅紀「はーい!おりまーす!」
バタバタと荷物をまとめていると
ロケバスはゆらゆらと小刻みに揺れた
