
世界で一番尊いあなた(嵐)
第3章 新しいきもちで
気持ちが追いつかない俺を横目に翔ちゃんは平然としていた
翔「今の(プラネタリウム)ってすごくない?本物みたいだったね」
突然、記憶がどんでしまったのかと本気で疑いたくなるくらい何事も無かったような振る舞いをする翔ちゃん
和也(…お、俺もなにか…喋らなきゃ…)
だけど気の利いた言葉が浮かばない
このままだと絶対変に思われる…!
和也「あ…えと、すごく、綺麗で」
翔「ねえにの」
翔ちゃんはさっきみたいに
ひょいと顔を覗き込んできた
俺はさっきのキスがフラッシュバックして思わず後ずさった
和也(また、する気なのか…!)
そんなわけないのに、頭が回らない
澄んだ瞳が俺の事をじっと見つめる
だが桃色の唇から出た言葉は予想もしない発言だった
翔「体調、よくないの?」
和也「…え…?」
和也(この人は…何を言っているんだ…?)
その声に反応して3人が心配そうな顔で俺に近づいてきた
智「うそ…大丈夫?」
潤「なに?にのやばいの?」
和也「あ…いや…」
雅紀「確かに、顔色悪いね。1回休む?」
ちらりと翔ちゃんをみると
心配そうな顔をしているが、瞳の奥にある冷静さを俺は見逃さなかった
和也(なるほど…そういうことか。なら…)
和也「そ…そうなんですよ…ちょっとさっきから体調悪くて。」
和也「す、すみません…。休むまではないんで…大丈夫です」
スタッフさん含めみんな本気で心配そうな素振りを見せるので、悪い気はしたが俺は役者になった
そして翔ちゃんはそのままこう続ける
翔「さっきから変だったもん。ずっと頭抑えてうずくまってたから俺、心配で…」
翔「でも平気そうでよかった。何かあったらまた言うんだよ」
何を考えているのかよく分からないが
俺は翔ちゃんがそう判断したなら従うのみだ
おかげで、ぐちゃぐちゃの頭で感想を言うことにならずにすんだのも事実だし
和也(でも…なんだったんだ…さっきの翔ちゃん…)
私情を挟むな と言われてもキスしてきたのは翔ちゃんだし、仕事だからといってさっきの出来事を頭から消すなんてそんなの難しすぎる
俺の頭はあっという間に翔ちゃんでうめつくされ、
そのあとの記憶は驚くほどないが
プラネタリウムでの撮影は終わりを迎えたようだ
翔「今の(プラネタリウム)ってすごくない?本物みたいだったね」
突然、記憶がどんでしまったのかと本気で疑いたくなるくらい何事も無かったような振る舞いをする翔ちゃん
和也(…お、俺もなにか…喋らなきゃ…)
だけど気の利いた言葉が浮かばない
このままだと絶対変に思われる…!
和也「あ…えと、すごく、綺麗で」
翔「ねえにの」
翔ちゃんはさっきみたいに
ひょいと顔を覗き込んできた
俺はさっきのキスがフラッシュバックして思わず後ずさった
和也(また、する気なのか…!)
そんなわけないのに、頭が回らない
澄んだ瞳が俺の事をじっと見つめる
だが桃色の唇から出た言葉は予想もしない発言だった
翔「体調、よくないの?」
和也「…え…?」
和也(この人は…何を言っているんだ…?)
その声に反応して3人が心配そうな顔で俺に近づいてきた
智「うそ…大丈夫?」
潤「なに?にのやばいの?」
和也「あ…いや…」
雅紀「確かに、顔色悪いね。1回休む?」
ちらりと翔ちゃんをみると
心配そうな顔をしているが、瞳の奥にある冷静さを俺は見逃さなかった
和也(なるほど…そういうことか。なら…)
和也「そ…そうなんですよ…ちょっとさっきから体調悪くて。」
和也「す、すみません…。休むまではないんで…大丈夫です」
スタッフさん含めみんな本気で心配そうな素振りを見せるので、悪い気はしたが俺は役者になった
そして翔ちゃんはそのままこう続ける
翔「さっきから変だったもん。ずっと頭抑えてうずくまってたから俺、心配で…」
翔「でも平気そうでよかった。何かあったらまた言うんだよ」
何を考えているのかよく分からないが
俺は翔ちゃんがそう判断したなら従うのみだ
おかげで、ぐちゃぐちゃの頭で感想を言うことにならずにすんだのも事実だし
和也(でも…なんだったんだ…さっきの翔ちゃん…)
私情を挟むな と言われてもキスしてきたのは翔ちゃんだし、仕事だからといってさっきの出来事を頭から消すなんてそんなの難しすぎる
俺の頭はあっという間に翔ちゃんでうめつくされ、
そのあとの記憶は驚くほどないが
プラネタリウムでの撮影は終わりを迎えたようだ
