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世界で一番尊いあなた(嵐)

第4章 暗い夢


和也(つまり、俺が王様を引くことが出来れば翔ちゃんにあんなことやこんなことをしてもらえる…ってことだ!)

翔ちゃんはあまり乗り気じゃなさそうに口を尖らせていた。かわいい

来栖「それじゃ、引いていきますよ〜!」
言い出しっぺの来栖から順々にくじを引いていく
俺は3番目にくじを引いた
燃え上がる心とは裏腹に、表情は付き合ってあげてるんだって顔をしているだろう

俺は面倒くさそうに4つに折られたくじを開いた

3

和也(くっそ……!)

王様にはなれなかった

星宮「はーい!俺が王様!」

だが、このゲームの楽しみは王様になることだけじゃない。
王様が ○番と○番が〜○○をする!なんてムフフな命令をすればそれは絶対なのだ!

星宮「んじゃあね〜え〜っと〜」

星宮「4番!」

星宮は元気よく点呼をとった

すると彼はちょっとだるそうな声で返事をする

翔「ん〜はぁ〜い」

和也(嘘だろ?!!いきなりチャンス!!!!)

あとは俺の番号 3 が呼ばれれば翔ちゃんとムフフな事ができる…!(※きまってません)

和也(たのむ!たのむ!たのむ〜〜!)

星宮「と!」

星宮「…5番!」

橘「あ!は〜い!」

和也「クソッ!!!!」

星宮「が!あついは〜ぐ!」

和也「はぐ?!?!」

死にたい
素直にそう思った

三島「ちょっとにのちゃんどうしたの〜?さっきから敏感だねえ〜!よく反応するね〜!」

すかさず三島が俺の腹をつんつんしながおちょくってきた

和也「そりゃそうですよ!うちの櫻井翔にハグなんて!そんな!」

俺はあくまで 嵐の二宮和也 として阻止する作戦ででた

和也(なんで橘と翔ちゃんのハグなんて見せつけられなきゃいけないんだ…!別に場のノリならいいけどこういうプライベートでわざわざするなんて無理!!)

橘「お、俺…翔さんのこと憧れてたから照れるなあ…っ」

和也(しかもこいつなんか照れてるし!!むり!!)

和也「うちの翔さんとのハグは高いよ〜!だって櫻井翔ですよ?そんなホイホイできるわけないじゃない」

三島「え〜!じゃあにのちゃんにはいい〜?!」

和也「ちょっと!!なんでお前が出てくんだよ!さわんないで!!」

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