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世界で一番尊いあなた(嵐)

第4章 暗い夢

三島がどさくさに紛れて俺に抱きついてきたせいで視界が遮られる 俺はわりと本気で殴りながらそいつを強引に引き離そうとする

星宮「いまいま!いまだよ!」

海崎「いけ!いましかない!」

橘「え、いいすか?いいすか?」

和也「え、ちょ、まてまてまてまて!!!まて!おい!」

俺はもう必死だった とにかくこいつを引き離して翔ちゃんを止めようとおもった
でも三島の腕の隙間から翔ちゃんの笑った顔が見えて俺は、たぶん、その時死んだ

橘「え、いいんすか?翔さん…。ほんとに…」

翔「え、まあ、気持ち悪いけど命令は絶対なんでしょ(笑)しょうがないよね」

橘「え…じゃあ…失礼…します!」

わぁっと湧き上がる歓声
俺は死んでるのでなにも見てもない、なにもしらない

三島「ああ〜にのちゃん〜!翔くんハグしちゃったよ〜にのは俺としましょうね〜」

和也「…」

三島「あれ、にの、どうかし…死んでる…!」

橘「いや〜、翔さん、ありがとうございます!俺もう死んでもいいっす!」

翔「それはいいすぎだろ(笑)」

三島「いやこっちはほんとに死んでるって!!!にのーーーーー!!」

ーーーーー
ーー


海崎「じゃあ次、いきますよー!」

和也「おっしゃあこい!!」

三島「生き返った…」

俺は前世ですごいものを見た気がするがそんなことどうでもいい。俺は翔ちゃんとムフフなことがしたいその一心でくじを引く そしてあわよくばそのままスケベがしたい

来栖「にのさん、ノリノリっすねー!いいっすね!」

桜羽「さっきと全然違うけどどうしたの(笑)そんなに王様になりたいのか(笑)」

まあたしかに王様になるのも悪くない。もうこの際翔ちゃんとラブハプニングができるならなんだっていいのだ

海崎「えーと、じゃあくじを開いてくださーい!」

俺はごくり、と息を飲む
俺ならできる、俺はこんなにもかっこいいんだ。なんだってできる
そう自分に言い聞かせてゆっくりと紙を開いた

そこに書いてあった数字は

2

まあまあまあまあ、これが全てではない。
翔ちゃんが王様にならず、俺とペアになる数字を引いてればいい。簡単な話だ

…王様は…

三島「は〜い!俺だ!」

あいつが…!あいつならハードなお題を出してくれるに違いない…!

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