
世界で一番尊いあなた(嵐)
第11章 ♡♡♡
マスター「アタシは普段の翔ちゃんから何となく好きな人がいるのはわかってたのよん?それがにのちゃんだとは思わなかったけどね♡」
マスター「まあ!そんな話はさておき!2人の話が聞きたいのよ♡こんなところで話すのもなんだしさぁ!みんな、座って座って♪」
俺達はマスターの声でカウンターに座った。
いつもとは違う、真ん中の席。
頼んでもいないのに座った途端に生が5つドカン、と置かれた。俺達はそれを乾杯して、一気に喉へと流しこむ
マスター「いやー、でもほんと!おめでとう!アタシにのちゃんから報告された時涙でこのお店沈没しちゃうかと思ったのよ〜♡」
和也「ははは…っ//ありがとうございます…!全部、全部マスターのおかげです。俺、ほんとにマスターには感謝してるんです」
マスター「まあまあ♡アタシはなーんにもしてないわよ?ちょっときっかけを与えただけ。こうなれたのもにのちゃんの実力よ!誇りに思いなさい!」
翔「きっかけ?」
和也「翔ちゃんには秘密ですっ!」
2人は顔を見合って笑った
度々何を話しているかわからなくなる時があるが、
2人には2人の固い絆があるらしい。
翔(わかってもらえる人ができたなら…それはそれでいいか)
みあん「ねえねえ、翔ちゃん。さっきから気になってたんだけどさあ」
みあん「なんで翔ちゃんはにのちゃんのこと…にのってよぶのぉ?」
りぃな「それは私も気になった。にのちゃんの敬語も。…付き合ってるんだからもっとラフにいったらどう?」
翔(まあ、確かにそうか)
正直あまり気にしてなかった。俺の中でにのはにのだし、にのの敬語も仕事の延長で慣れっこだったし。
和也「俺は…今までプライベートだと敬語だったからそれが普通だったんですよ…。でも、そっか。もうそんなの気にしなくても…いいのかな?」
翔「もちろん。そんなの全然気にしなくていいよ。俺はいつもの調子のにのも好きだよ」
俺の言葉にヒューッと3人が茶化す
自然に出た言葉だから、なんだかちょっと恥ずかしかった
和也「じゃあこれからはタメ口でいき…いくね!翔ちゃん!」
マスター「ほらほら〜!にのちゃんがこう言ってるのよ〜!翔ちゃんはどうするの?」
翔「俺は…うーん…。にのってすごく呼びやすいし…」
