
世界で一番尊いあなた(嵐)
第11章 ♡♡♡
そこまで言ってハッとした
3人が俺を男の顔で睨んでいる
目でにのの乙女心を傷つけるな、と訴えている…!
翔「そ、そうだなあ。にのはなんて呼ばれたい?」
和也「えっ…そ、そうだなあ…」
和也「かっ…かず、くん…とか…//」
翔(まさかの…くん付け…!)
モジモジと服のそでを伸ばしながら可愛い声でそういうにのはホンモノの乙女みたいだった
いや、ホンモノの乙女なのかもしれない
翔「わかった、かずくんね。かずくん、かずくん」
和也「ギャーーッ//やっぱりかずでいい!!」
翔「は?!なんでだよ?!」
乙女の気持ちは俺にはさっぱりわからない
みあん「かず呼びいいじゃない〜!決定ねぇ♪」
りぃな「若いって…いいわねぇ」
翔(若いって…りぃなさんいくつなんだよ…でも聞いたら怒られそうだからやめとこう)
翔「あ、マスター。にの、もう酒ない。何かメニューを」
マスター「かず」
翔「……かず」
怒られつつもマスターは俺にメニューを渡してくれた に…かずに、なにか飲みたいものはないかと尋ねる
和也「俺は…生。翔ちゃんは、次飲む?」
翔「うーん俺はね」
生もいいけどここにきたからにはカクテルが飲みたい。
翔「そうだな、じゃあカシス…」
和也「あ!まって!…マスター、あれをお願い…!」
マスター「あれね♡りょうかい♡」
翔「あれ?」
マスターはそう言って俺らに背を向けカクテルを作り出す
かずは何のことだかなにも教えてくれない
和也「まーまー、待っててよ」
翔「…待ってるけどさあ」
和也「から揚げ食べる?」
翔「…たべる。あーん」
和也「またかよっ…!あーーん」
俺たちはもう完全にあーんというスキルを身につけた。おてのものだ
それにしても、プライベートでタメ口なかずも、なかなかかわいい。ちょっと生意気な気もするがそこがまたいい
そんなこんなでいつの間にカクテルが出来たようで、マスターは俺たちの前にカクテルを置いた
マスター「はい、まずにのちゃんの生ね」
和也「ありがとうございます」
マスター「そしてこっちがにのちゃんからよ♡…はい、xyz(エックスワイジーカクテル)」
翔「えっ…くすわい…」
まさか、かずがカクテルを用意してくれるとは思わなかった。
しかもそれがxyzなら尚更だ
翔「かず…xyzなんてしってたんだ」
