年の差は媚薬
第3章 4章
「ショウタくん…」
「は、はい…」
「ホントは何しに来たの?」
「……」
動かないショウタの後頭部を後ろから触ると、少し震えている。
「おばさんの言うこと何でも聞ける?」
うなづくショウタがこちらを振り向き、口をポカンと開けた。
「おばさんに何がしたいの?」
「……」
「おばさんの裸が見たいの?」
「は、はい!」
私は照明のリモコンのあるところまで行き、部屋を間接照明に切り替えた。
以前使っていた、甘ったるくてキツすぎるバニラのお香に火を付け、ショウタのいるソファーに戻る。
なぜそうしたのか自分でも分からないが、私はタオルでショウタの腕を縛った。
「な、なに??」
不安そうなショウタの問いかけに
「なんでも言うこと聞くって言ったでしょ」
と答え、もう1本のタオルで目隠しをした。
まるで監禁されている人のようになったショウタを床にひざまずかせると、強い酸欠を起こしたように意識が遠のくのを覚えた。
愛液が流れ出して来るのが分かる。