
年の差は媚薬
第1章 1章
「ピンポ~ン!!」
玄関のチャイムがなり、私の脳裏にはあの高校生の姿が浮かんだ。
「は~い」
ドアを開けた私は驚きと不思議さと妙な感覚を同時に感じる。
そこに立っていたのは、あの高校生の母親だ。
「すみませ~ん!昨日、うちの子が高価なもの頂いたみたいで!ほんとうによろしかったんでしょうか?」
彼女が手に持っていた箱は、「手土産」のようで、クッキーの化粧箱を私に差し出した。
彼の母親とは何度か話をしている。
ゴミの収集とか、マンション共用部のこととか…まあ、円滑な関係性を持っている。
週に2、3度は挨拶する間柄だけど、「顔」がいつもと違って見える…。
その理由は私の方にあることに気づいた。
昨日、高校生の彼をまじまじと見つめたことで、彼女の顔に違和感を覚えたのだ。
やはり親子である。
2人はものすごく似ていて、言葉で表現しづらい細かな部分の印象がまったく「同じ種類」なのだ。
「いいえ~昨日彼にも言ったんだけど、もう使わなくなった”ゴミ”ですから~。礼儀正しいお子さんですね~」
とよそ行きの挨拶を交わした。
「ショウタに前からパソコンが欲しいって言われてたんですけど、家計が苦しくてなかなか買ってやれなくて」
彼は”ショウタ”というらしい…。
家計が苦しい=母子家庭、で決定だな。
しかし、彼女は多分私と同年代。
高校生の子供がいることに、少し驚いた。
同じ離婚をしても、子供がいるのといないのとでは、ずいぶん感じが違うんだ…。
彼女は私よりキレイだけど、私より老けていた。
それよりも、さっきまでオナニーしてたから、ニオイを気づかれないかと心配になった。
玄関のチャイムがなり、私の脳裏にはあの高校生の姿が浮かんだ。
「は~い」
ドアを開けた私は驚きと不思議さと妙な感覚を同時に感じる。
そこに立っていたのは、あの高校生の母親だ。
「すみませ~ん!昨日、うちの子が高価なもの頂いたみたいで!ほんとうによろしかったんでしょうか?」
彼女が手に持っていた箱は、「手土産」のようで、クッキーの化粧箱を私に差し出した。
彼の母親とは何度か話をしている。
ゴミの収集とか、マンション共用部のこととか…まあ、円滑な関係性を持っている。
週に2、3度は挨拶する間柄だけど、「顔」がいつもと違って見える…。
その理由は私の方にあることに気づいた。
昨日、高校生の彼をまじまじと見つめたことで、彼女の顔に違和感を覚えたのだ。
やはり親子である。
2人はものすごく似ていて、言葉で表現しづらい細かな部分の印象がまったく「同じ種類」なのだ。
「いいえ~昨日彼にも言ったんだけど、もう使わなくなった”ゴミ”ですから~。礼儀正しいお子さんですね~」
とよそ行きの挨拶を交わした。
「ショウタに前からパソコンが欲しいって言われてたんですけど、家計が苦しくてなかなか買ってやれなくて」
彼は”ショウタ”というらしい…。
家計が苦しい=母子家庭、で決定だな。
しかし、彼女は多分私と同年代。
高校生の子供がいることに、少し驚いた。
同じ離婚をしても、子供がいるのといないのとでは、ずいぶん感じが違うんだ…。
彼女は私よりキレイだけど、私より老けていた。
それよりも、さっきまでオナニーしてたから、ニオイを気づかれないかと心配になった。
