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一夫多妻な三姉妹

第7章 変化

――私自身も異性や恋愛について大きく意識が変わっている。

以前まで抱いていた「美人たち」「男のいる女性」に対して敵視する感覚はすっかりなくなってしまった。

男との経験がない状態で生み出された恋愛理論などあてにならないことを知った。


(どうせ男なんて女とやりたいだけ…どうせ顔しか見てないんだろう…男に色目使ってる女は信用できない…猫なで声出している女に夢中になってる男はクズばかり…)

こんな恋愛哲学は、リョウに1回抱かれただけで、すべて吹き飛んでしまったのだ。

今では、私自身反省するところもあったし、私達に冷たい言葉を吐いた女たちの気持ちも少し理解することができた。

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