一夫多妻な三姉妹
第4章 嫉妬
リョウは早々に引っ越しを済ませ、3日後には我が家に仲間入りした。
少しガラの悪かった3姉妹は別人のように乙女になり上品で上機嫌な《娘さん》に変貌している。
相変わらず3人のリョウに対するボディタッチは続いたが、そこから進展することはなかった。
今日は私が店番をするローテーションだ。
店番といってもそれほど客が来るわけではない。
うちの売り上げの9割はスーパーや仕出し屋への卸で、近所の人のリクエストで昼間の数時間店頭販売をしている。
店番はいつも眠いのだが、私はリョウが来て以来オナニーの数が増えて寝不足気味なので、さらに眠気が強い。
店の裏は漬物のパック詰めをする場所だ。
今日はそこでリョウと姉が作業しているが、なんだか様子がいつもと違う感じがする。
「…そうね・・フフッ…アラ…」
と、いつもならば弾けるような姉の声が聞こえているのに、今日はヒソヒソとした会話が続いている。
聞き耳を立てても内容が聞き取れなく、少しイライラする。
何か用事を作って割って入って行こうかと考えていたところに、奈々が配達から帰り、伝票をもったまま私に笑顔を投げてパック詰めの場所に勢いよく入った。
姉の声は急に大きくなり、
「お帰り!早かったね!」
といつものテンションで大声を出す…。
そして、リョウが裏から店に現れ、そのあとを追うように姉が出てくる。
姉の真由子は少し首をうなだれ、リョウのあとをしげしげとついて行っているように見えた。
それはまるで付き合いたてのカップルや新婚夫婦のような湿って秘密を含んだ独特の空気感を持ち、私は胸の中心部に「嫉妬の種」がグルんと動いたのを感じる。
少しガラの悪かった3姉妹は別人のように乙女になり上品で上機嫌な《娘さん》に変貌している。
相変わらず3人のリョウに対するボディタッチは続いたが、そこから進展することはなかった。
今日は私が店番をするローテーションだ。
店番といってもそれほど客が来るわけではない。
うちの売り上げの9割はスーパーや仕出し屋への卸で、近所の人のリクエストで昼間の数時間店頭販売をしている。
店番はいつも眠いのだが、私はリョウが来て以来オナニーの数が増えて寝不足気味なので、さらに眠気が強い。
店の裏は漬物のパック詰めをする場所だ。
今日はそこでリョウと姉が作業しているが、なんだか様子がいつもと違う感じがする。
「…そうね・・フフッ…アラ…」
と、いつもならば弾けるような姉の声が聞こえているのに、今日はヒソヒソとした会話が続いている。
聞き耳を立てても内容が聞き取れなく、少しイライラする。
何か用事を作って割って入って行こうかと考えていたところに、奈々が配達から帰り、伝票をもったまま私に笑顔を投げてパック詰めの場所に勢いよく入った。
姉の声は急に大きくなり、
「お帰り!早かったね!」
といつものテンションで大声を出す…。
そして、リョウが裏から店に現れ、そのあとを追うように姉が出てくる。
姉の真由子は少し首をうなだれ、リョウのあとをしげしげとついて行っているように見えた。
それはまるで付き合いたてのカップルや新婚夫婦のような湿って秘密を含んだ独特の空気感を持ち、私は胸の中心部に「嫉妬の種」がグルんと動いたのを感じる。