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これまで自分を見下してきた多くの人達にこの姿を見せてもやりたかった。

最近の女性は若い女の子に憧れる。


1歳でも年を食うと、それだけで女のブランドが下がるという価値観だ。

ならば、ここで僕に抱かれてペニスを突っ込まれている美優は大人の女はもちろん、女子高生・女性中学生たちにもうらやまれる女性だということになる。


その”最高峰の女性”が私のことを好いてくれ、そして体を預け、迎え入れている。

風呂にも入らず汚れたペニスを喜んでフェラチオだってしてくれるのだ。


私はこれまでにたまりたまった鬱積がすべて解消されるように有頂天になった。

そして私に貫かれて痛みを耐え、そして女の喜びを覚醒させている美優が愛おしくなった。

この子のためなら何でもできる自信があった。


これまでの男としての不遇だった過去のエピソードが次々と思い出され、そしてそれらが昇華されたように思えた。

このとき、私は人生ではじめての《勝利》を得たのだった。

私は大きな声をあげて美優の中に射精をした。


このとき私は「動物的」に人生の頂点を迎えたのだと感じた。

私は痙攣をしながら体内に残った残りの精液を絞り出すように、断続的に小さくなる絶頂感を味わう。


美優は体の動きがすっかりと止まり、しばらくして私に下から抱きついてきてキスをせがんだ。

私は美優の口の中に舌を入れ彼女の唾液を吸い取った。

しばらくは全身に残る余韻のために動くことができなかったが、体を起こしてみると、ベッドのシーツは日の丸の旗のように血の跡が広がっていた。


美優はその血の円の真ん中にいて、それはあたかも殺人現場のようだ。

美優も体を起こし、ベッドを見て驚いていた。

「大丈夫だからね、最初はみんなそうだから。それと……だんだん痛くなくなると思う」

と、初セックスの痛みのために行為を嫌いにならないように付け加えた自分の嫌らしさを恥じた。

「でも、ちょっと、気持ちよかった」


と座ったまま私に抱きついてきキスをせがんだ美優の様子を見て安心したが、その時私は大事なことを忘れていることに気が付き、背筋が凍った。