テキストサイズ

カントリーロード

第5章 蜜月

三田さんは事務所に備え付けられた革製のソファに腰を下ろすと、提げてきた紙袋を応接テーブルの上に置いた。

「差し入れじゃよ」

「あ、ども」

頭を少し下げてお礼をすると、三田さんが僕に座るように促した。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ