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カントリーロード

第5章 蜜月

タエさんは勧められるまま、ソファに座った。

「三田さん、大事なお話でもあったんじゃないの?」

「いや、いいんだ。祭りのことを教えてやっていたんだよ」

「そりゃ、いいねー。せっかくのお祭りだしねー」

二人は勝手に盛り上がっている。

僕の股の間で、真琴さんも様子をうかがっていたが、問題ないと判断したのか、上目使いで僕を見た。


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