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大切な人

第3章 学校

私はムカムカしながら教室へとむかった。

ガラガラっ
私がドアをあけると南が走ってきた。
「日菜っ!なんでこんな遅かったの?心配したじゃん!」と、ちょっと怒りぎみにいう南。
「ごめん、ちょっといろいろあって・・・・・・」私は小さい声で答えた。
私が南と話をしていると、誰かからぽんっと肩をたたかれた。
「君、さっきの子じゃん。俺にぶつかってきた!」と、その人は行った。
「ひっ!男!」私は南の影にかくれた。
男の人はきょとんとこっちをみる。
「な、なによ!あと、さっきのはあなたがぶつかってきたんじゃない!」
男嫌いでよわっちいのにいっちょまえの私。(笑)
「あれ~?そーだっけ?」男の人はいう。
(ムかーーー!)私は怒りがこみあげた。
「いっときますけど、なにもかも人のせいにする・・ドンッ」私の前に大勢の女子が現れた。
「きゃー!かっこいい!( 〃▽〃)」 「どこ中ですか!?」 「生年月日は!?」 「メアド交換してください!」女子たちがきゃーきゃー騒いでいる。

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