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愛がはじまるとき

第1章 愛がはじまるとき

         14

 やがて、満さんは、舐めるのをやめて、あがってきまして、わたしを、優しく抱いてくれました。
 満さんが、
 「里美さんの
  あそこに
  入りたいけど
  いい?」
 と言いました。
 入ってもいいかと、聞いてくれるのも、初めてです。
 満さんは、ほんとに優しい。
 わたしは、
 「ええ
  はやく」
 と、思わず言ってしまって、恥ずかしかった。
 それなのに、満さんは、
 「なにを
  はやくなの?」
 「はやく
  お願い」
 「だから
  なにを?」
 「恥ずかしくて
  言えません
  でも…
  ほんとに…
  はやく…
  お願い」
 その、わたしの願いを聞いてくれたからか、満さんのあれが、わたしのあそこの中に入ってくれました。
 わたしは、思わず「アーッ」と言ってしまいました。
 でも、少しだけ入ったところで、満さんのあれが、とまってしまったのです。
 「どうして?」
 「なにが?」
 「ねぇ
  満さん
  もっと」
 「もっと
  なに?」
 「ください」

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