
愛がはじまるとき
第1章 愛がはじまるとき
21
それから、満さんは、ゆっくりゆっくり、動きはじめてくれました。
わたしは、もう気持ちよくて気持ちよくてたまらなくなり、また泣いてしまいました。
満さんは、わたしの顔を優しくじっと見つめてくれながら、ゆっくりゆっくり動いてくれています。
顔を見ていてくれるのは嬉しいけど、里美は欲望が強いんだなと、満さんに思われているみたいで、恥ずかしくなりました。
わたしは、頭をもたげるようにして、満さんの肩と首のあいだに、額をつけてしまいました。
そして、あまりの気持ちよさに、すすり泣き続けました。
こんども、満さんは、長く長く愛してくれました。
「里美さん
疲れない?」
「はい」
「まだ
続けてほしい?」
「お願い
ずっとずっと
続けて」
わたしは、そう言ったのが恥ずかしかったのですが、ほんとに、もっともっと続けてほしいと思っていました。
それからも、ずいぶん長いあいだ、満さんは、動き続けてくれていましたが、
「里美さん
イッてもいい?」
「はい
イッてください」
満さんは、また、わたしのあそこの中に、いっぱいいっぱい、精をくれました。
そして、
「里美さん
ありがとう」
「わたしこそ
ありがとうございます」
「里美さんも
気持ちよく
なってくれたみたいだね」
「はい
嬉しいです」
「そう思ってもらえて
私も
嬉しい」
「わたし…」
「なに?」
「わたし
いままで
なにをしていたんだろう」
それから、満さんは、ゆっくりゆっくり、動きはじめてくれました。
わたしは、もう気持ちよくて気持ちよくてたまらなくなり、また泣いてしまいました。
満さんは、わたしの顔を優しくじっと見つめてくれながら、ゆっくりゆっくり動いてくれています。
顔を見ていてくれるのは嬉しいけど、里美は欲望が強いんだなと、満さんに思われているみたいで、恥ずかしくなりました。
わたしは、頭をもたげるようにして、満さんの肩と首のあいだに、額をつけてしまいました。
そして、あまりの気持ちよさに、すすり泣き続けました。
こんども、満さんは、長く長く愛してくれました。
「里美さん
疲れない?」
「はい」
「まだ
続けてほしい?」
「お願い
ずっとずっと
続けて」
わたしは、そう言ったのが恥ずかしかったのですが、ほんとに、もっともっと続けてほしいと思っていました。
それからも、ずいぶん長いあいだ、満さんは、動き続けてくれていましたが、
「里美さん
イッてもいい?」
「はい
イッてください」
満さんは、また、わたしのあそこの中に、いっぱいいっぱい、精をくれました。
そして、
「里美さん
ありがとう」
「わたしこそ
ありがとうございます」
「里美さんも
気持ちよく
なってくれたみたいだね」
「はい
嬉しいです」
「そう思ってもらえて
私も
嬉しい」
「わたし…」
「なに?」
「わたし
いままで
なにをしていたんだろう」
