ひとつ屋根の下の愛情論
第2章 非道な訪問者
「逃げんなよ――――…誰も来ないんだろ?戸締まり入念だっもんなぁ…」
「!!んん――――ん、ん!」
男の声が耳元で気味悪く囁かれる。
最近…観察していたと言っていた…
ここに誰も来ないことを――――この男は知っている。
俺は髪を捕まれた状況で恐怖に震えた!
「いいねぇ…恐怖で震える…その姿――――やっぱり商売女とは違うな…リアルガチってやつ…マジで勃起が止まらねぇなぁ」
は?――――勃起?
な、なんで、こんな状況でチンコおっ立てられるんだよ!
「!んん!ん!ん、ん――――んんん」
やだ!やめろ!――――俺はそんな趣味のやつの相手なんかしたくない!
男の“勃起”発言に――――…
自分が次にされる恐怖が想像ついた!
犯される――――…