ひとつ屋根の下の愛情論
第17章 乾きの果て
俺は床に崩れ落ちた秋音を見下ろし――――…
「いいねぇ――――そそる」
と、微笑みながら…タオルで目元をふさいだ――――。
「///あ…ぁぁぁ……律夏…」
そして――――上着を脱がせる。
ハラリと肩から上着が落ちると――――…俺は目を疑った…
なんと――――…上着で隠れていた部分に目を奪われる。
それは――――――――…
秋音の股間が…
固く盛り上がっていたのだ――――…
「///や…律夏――――」
こいつ…興奮してる?なんで?
意味が分からない。
この目隠しだって――――男に囁かれる行為だって、秋音にとってはトラウマでしかないはずなのに?
「///り――――つか…律夏……あぁぁぁ…///嘘…でしょ?これは――――夢?」
しかし、秋音は俺に目隠しをされ…暴れるわけでもなく…素直に――――…囚われてくれた。
「――――恐怖で…動けないって訳じゃ…なさそうだな…」
――――ビック!
俺の声に一瞬…驚き反応したが――――…秋音は声のする方を向くと…
震える唇で――――…
「夢なら――――覚めないで」
と、呟いた。