テキストサイズ

ひとつ屋根の下の愛情論

第27章 【番外編】お久しぶり~🎵


~律夏side~


「おお~…初めて来た…」


「秋音も二十歳になったし――――…こういう場所も気になるだろ?」


二十歳の誕生日を迎えた秋音を連れて来たのは…


今の俺たちが住むマンションを紹介してくれた陣ヶ岡さんの行きつけのソフトゲイバー。




俺も秋音もこういう場所は慣れていないが…


ソフトな場所だから気軽に行けると聞いて…やって来た。


「あら!あらあらあらあらあら~!いらっしゃぁ~い!」


おおお――――…これが陣ヶ岡さんの言う“化け物”…。



ゴツい体格の…化粧の濃い…オカマ…



ここのママさんだと言うが…すげぇインパクトだなぁ…



「律夏――――…なにアレ…インパクトあるねぇ?」


「そ、そうだな――――」


秋音は興味があるのかキョロキョロと店を見渡す。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ