ひとつ屋根の下の愛情論
第27章 【番外編】お久しぶり~🎵
「あ、お代わり!」
「――――…秋君だっけ?かなり強くないかお酒…」
「あぁ――――俺も最近知ったんですけど…アイツ…ザルみたいで」
俺の隣で驚く陣ヶ岡さん…
それもそのはず…秋音は全く酒に酔わない体質で――――…陣ヶ岡さんのパートナーである最知さんとは正反対!
現に…最知さんは陣ヶ岡さんの隣でスヤスヤと寝ている。
ちなみに、彼はカクテル一杯で…酔いつぶれた。
「///ん~…テンション少しは上がりましたが…特に変わった変化は無いですね!」
秋音は徐々に強めの酒をママさんに飲ませられているが…顔色を全く変えない。
「///ちょっと!陣ちゃんこの美人――――ザルよ!ザル!もぉ~…淫らに酔わないの?私の楽しみは?!もぅ!」
何故か…ママさんは秋音の酔わない姿を嘆き悲しんでいる…
「ちょっと…陣ヶ岡さん何でママさんはガッカリしてんだよ」
「気にすんな…」
気にするなって…トイレの看板抱き締めながら恨めしそうな顔で…こっち見てるんだが!?
「おい、バケモン!今日はコイツ…寝てるから家のベッドに直行だ!ざまーみろ!」
「///この!鬼!!」
「うっせぇ!バケモン!」
「ママさ~ん!これより強くて甘いの――――お代わりください!」
秋音…お前――――すげぇなぁ!
【完】
それから、秋音はテキーラまで飲ませられたが…
顔色一つ変えずに普通の足取りで帰った!
こ…これなら――――酔い潰されて襲われることはないな!
って、秋音の新たな一面を発見…
「――――さすがに…ケツからアルコール入れたら…酔うか?」
「…律夏――――聞こえてるって……///」