ひとつ屋根の下の愛情論
第3章 弟の悪夢
「――――…――――…」
ん?玄関を入ると居間の扉が閉まっている…が人の気配が感じられた。
玄関には…アイツの靴が揃えられもせず…脱ぎっぱなしで置いてある…
おかしい――――…アイツは家に長いするときは靴を揃えるタイプのヤツだ。
この脱ぎかたは…すぐに出ていく予定の時の脱ぎかた――――…
「――――…――――…うっぅぅぅ!出る、出るぅぅぅ!」
――――は?
居間から怪しげな声と共に…「出る!」とハッキリと聞こえた!
は?何を――――やって…
俺は恐る恐る居間の扉を開けた…
「ヴッぁぁぁんんんんん!」
目の前のに――――悪夢のような光景が飛び込んできた!
「秋音――――!お前っ誰だぁぁぁ!」
俺は股間を丸出しにし、縛り上げている秋音に今まさに射精した男を撲殺力ゼロの食パンを投げつけ怯んでいる隙に顎が砕ける勢いで殴った!
「グッぅあっずぁ!」
男は性器丸出しで倒れた!
「ハァハァ――――ハァハァ…秋音!?秋音!おい!」
目隠しされ、猿轡までされている秋音は下半身は精液でどろどろにされていた!
しかも、全身アザだらけで赤く腫れている…
「な…何があったんだ――――!秋音!」