ひとつ屋根の下の愛情論
第6章 現状維持の押し問答
律夏が先生と話している間に…俺はさっきまでアイツが座っていた椅子に座り…週刊紙を手に取った。
ページを開くと、イヤらしい下着で艶かしく横たわる女の写真があった。
「///はあ!アイツ――――病院でこんなの見てたのかよ!」
思わずページを閉じたが…辺りを見渡し、人気の無いと分かり…
そのページを再び開きにかかる。
全体的に黒い背景の…薄明かりの中で横たわる…女性――――…下着姿。
影の濃淡が…女性の曲線美を美しく浮かび上がらせている。
「///エロ――――…」
エロ…い…
確かに俺がみてもその女性はエロい。
しかも、半開きの唇に…つい引き込まれる――――…