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死角関係~女3男1の四角関係~

第1章 私は友達の男なんて盗らない

淡々とした態度で押し切られ
聴診器を当てることを承諾した。


「ブラ上げて」

「い…言われなくても分かってるって」


同期であり、友達のカレシとなれば
聴診器を当てられることに動揺してしまう。


服はそのままにブラを乳房の上まで上げる。


聴診器のチェストピースが
胃の辺りに当たり、冷たい。


「しょ…翔馬の顔を見ていても飽きないって
おかしいと思ったんだよねー」


環奈のハッシュタグを引用して
この空気感をはぐらかしたかった。


「黙って。聞こえない」


そうだよね…診察中…
しかも聴診器を当てている最中だった…

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