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死角関係~女3男1の四角関係~

第9章 私は男を見る目があった!!

「おかえりなさい」

「ただいま。環奈、早かったね」


公言通りの夕方
翔馬は私の部屋に帰ってきた。


「ぅん。大した用事じゃなかったし」

「僕は重大任務を終えてきた。
一緒に風呂、入ろうか」


本当に…重大なことだったね。


「だと思って、準備OKだよ」

「さすが環奈。じゃ、待ってるよ」


翔馬は軽快な足取りで
バスルームに向かい
脱衣室の扉が閉まるのを見届けると
バッグからピンク色の万年筆を取り出す。

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