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死角関係~女3男1の四角関係~

第4章 僕は何がしたいのか

翌日の勤務を終えた帰宅途中…

偶然…厳密に言うなら偶然を装った
華子に出会した。


「この付近に美味しいパン屋さんが
オープンしたって聞いて。
あれ?この辺りじゃないのかな?」


ネットがこれだけ普及しているこのご時世。

若者に限ってそれは通用しない。

華子はきっと他では言えない話が
僕にあるのだろうと推測した。


「僕ん家でも来る?」


僕がそうでも言わないと
いつまでもこの場に
立ち往生することになりそうで。

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