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死角関係~女3男1の四角関係~

第4章 僕は何がしたいのか

「なんか…スゴく良かった…えへッ…
またエッチしてくれるなら
今日のところは退散する」

「いつでもどうぞ」


“友紀”のことを考えたくて
華子に帰ってほしいのも
また華子とセックスしてもいいのも本心。

華子が帰った途端
10年前を振り返る。

それは大学卒業間近のことだった。

僕は一日で二人に告白された。

先ず最初の一人目は菜々美だった。


『私とお付き合いしてください。
翔馬以外の男性は考えられない』


断る理由もなく承諾した。

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