ヌードモデルが「筆おろし」を体験しました。
第2章 ヌードモデルが服を脱がされました
今どき漫画にもないハプニングだった。
訪ねてきたのは恋人だった。
モデルになるのではなく遊びに来たのだった。
(無理もないが、ラインでの予告を少年は気づかなかったのだ)
玄関には靴がある。下手に隠れるよりも──
私がヌードモデルでよかった。
異性の前で全裸になるのが当たり前のヌードモデルで。
私は下着をすべて脱ぎ、服を入れたカゴの底に隠し、
全裸で立ちポーズを決めた。
その間に彼はベッドを直すと、スケッチブックと鉛筆を取り出した。
そして、ドアが開くのを待ったのだった。
▼
──ごめん、私、知らなかった。モデルさん呼んでたんだ。
お久しぶりですね。
彼女はにこやかに言った。
ううう、さすがに覚えていたか。
私も軽く会釈する。
モデルだから動けないということで。
ふと、彼女はスケッチブックを覗きこんだ。
──始めたばかりなんですね。まだ真っ白。
……そ、そうなのよ。
まずい。あのスケッチブックには彼女のオールヌードが記録されているんだ。
ところが、
──私もモデルやります。
止める間もなく、彼女は服を脱ぎ始めた。
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訪ねてきたのは恋人だった。
モデルになるのではなく遊びに来たのだった。
(無理もないが、ラインでの予告を少年は気づかなかったのだ)
玄関には靴がある。下手に隠れるよりも──
私がヌードモデルでよかった。
異性の前で全裸になるのが当たり前のヌードモデルで。
私は下着をすべて脱ぎ、服を入れたカゴの底に隠し、
全裸で立ちポーズを決めた。
その間に彼はベッドを直すと、スケッチブックと鉛筆を取り出した。
そして、ドアが開くのを待ったのだった。
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──ごめん、私、知らなかった。モデルさん呼んでたんだ。
お久しぶりですね。
彼女はにこやかに言った。
ううう、さすがに覚えていたか。
私も軽く会釈する。
モデルだから動けないということで。
ふと、彼女はスケッチブックを覗きこんだ。
──始めたばかりなんですね。まだ真っ白。
……そ、そうなのよ。
まずい。あのスケッチブックには彼女のオールヌードが記録されているんだ。
ところが、
──私もモデルやります。
止める間もなく、彼女は服を脱ぎ始めた。
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