雪野かなえに想いを込めて
第1章 JILLSTUARTクリスマスコフレ(プレゼント編)
「かなえ、メリークリスマス!」
突然のやちよからのプレゼント。
「ありがと。なんだろ? ……ってJILLSTUART?! あのキラキラ乙女な?!」
「いいから開けてみて!」
キラキラした顔であたしを見つめるやちよ。甘いピンクの袋を開けると出てきたのは、意外にも黒が貴重な袋。さらに開封するとJILLSTUARTとは思えないダーク色なコスメが入っていた。
「こ、これは……! あのキラキラ女子のお店にこんなの売ってるんだな。けど、ちょっと……恥ずかしい/// でもありがと」
「そ、最近出た新商品。かなえっぽいなーって思って。本当は、可愛いの好きでしょ?」
「そんなこと……いや、でも、ちょっと憧れてた」
あたしは嬉しくなって、やちよがくれたプレゼントしてくれたコスメの袋をぎゅっとした。
「ちょっと、そんなにぎゅっとしたら……」
「ああ、ごめんごめん」
こんな日常が、クリスマスがずっと続けばいいのにと温かい気持ちになれる瞬間だった。
fin.
突然のやちよからのプレゼント。
「ありがと。なんだろ? ……ってJILLSTUART?! あのキラキラ乙女な?!」
「いいから開けてみて!」
キラキラした顔であたしを見つめるやちよ。甘いピンクの袋を開けると出てきたのは、意外にも黒が貴重な袋。さらに開封するとJILLSTUARTとは思えないダーク色なコスメが入っていた。
「こ、これは……! あのキラキラ女子のお店にこんなの売ってるんだな。けど、ちょっと……恥ずかしい/// でもありがと」
「そ、最近出た新商品。かなえっぽいなーって思って。本当は、可愛いの好きでしょ?」
「そんなこと……いや、でも、ちょっと憧れてた」
あたしは嬉しくなって、やちよがくれたプレゼントしてくれたコスメの袋をぎゅっとした。
「ちょっと、そんなにぎゅっとしたら……」
「ああ、ごめんごめん」
こんな日常が、クリスマスがずっと続けばいいのにと温かい気持ちになれる瞬間だった。
fin.