テキストサイズ

夜色の狼と夜明けの華

第1章 夜色の狼

少しずつ、理性が崩れ堕ちていく。


「……ね、もっとホシイよね?」

「そんなのっ……」

「ウソつきだね」

「?!」


シーツに身体が沈むーー少年に押し倒されたのだと気づくのに、そう時間はかからなかった。


「もっと欲しい、でしょ」


胸の先端を舌で舐めあげられ、淡くうずく身体ーー中から切ない熱が生まれる。もっともっと欲しい、どうしようもないくらいーー。



少年の熱い吐息が耳をくすぐる。



「…んんっ」

「……感じてるでしょ。もっとおかしくなって、乱れなよ」


少年の熱いソレを、下半身に押しあてられ、嫌でも身体は反応してしまう。少年はより密着し、女の耳をいやらしく舐め始める。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ