桃尻少年
第3章 お礼参り
それに気づくと、少し複雑だった。
いくら眠くて思考能力が低下していたとはいえ、男に対してあんな事をさせられて、その相手に周りも見えないくらいにのめり込んでいたとは…。
丁度チャイムが鳴ったので、ベッドから起き上がった。
「1-10の高瀬君よ?」
お礼言言いなさいの最速に、笑って頷いた。先生に見送られながら教室に戻り、一応御礼は言っておこうと1-10に向かった。
「高瀬くんいますか?」
教室を出て来た人を呼び止めて尋ねた。
人のクラスを訪ねるのは少し勇気がいる。特に目立たないと言うか、地味な次弥には初めての行為と言って良いほどだった。
いくら眠くて思考能力が低下していたとはいえ、男に対してあんな事をさせられて、その相手に周りも見えないくらいにのめり込んでいたとは…。
丁度チャイムが鳴ったので、ベッドから起き上がった。
「1-10の高瀬君よ?」
お礼言言いなさいの最速に、笑って頷いた。先生に見送られながら教室に戻り、一応御礼は言っておこうと1-10に向かった。
「高瀬くんいますか?」
教室を出て来た人を呼び止めて尋ねた。
人のクラスを訪ねるのは少し勇気がいる。特に目立たないと言うか、地味な次弥には初めての行為と言って良いほどだった。