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桃尻少年

第3章 お礼参り

4時間目の、屋上にいた先輩も『彩』だった事を思い出し、独り占めに至る経緯が安易に想像つくと、あの場にいては命の危険もあったかもしれない。

極端な想像をしては、身震いをする次弥だった。



翌日、清人が登校すると、昨日次弥と話をした女子達が寄って来る。


「清人かっこいい!!」

「ダテメ似合う!!」


何時の間にかに女子の壁が出来、清人と外部を遮断するのだった。


「だろ?でもこれプレゼントしようと思ってるんだよね?」


清人が笑うと女子達は空気を変える。嫉妬と期待だ。

『自分以外の女だったら許せない』

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