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桃尻少年

第3章 お礼参り

女子がそう思うのも無理はない。


手当たり次第、関係を持っていたからだ。と言っても、清人から誘った女はいなく、どうしてもとせがまれまくって…という女ばかりだ。


清人は内心馬鹿にしていた『安い女』と。


清人の友達もクラスメイト(男子)も、清人に嫉妬や羨ましさもあったのだが、それ以上に『哀れなモテ男』と同情していた。


「そう言えば昨日、ナントカつぐみって子が来たよ?」


「まじ?!何しに?」


1人の女子がそう言うと、清人が興味を示した。昨日あれだけの事をしたのに、まさか訪ねて来るなんて思っても見なかったのだ。

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