逆ハー戦隊シャドウファイブ
第9章 9 スライミー怪人再び
「えいっ!」
「キッヒィッ? おのれえー! これでもくらうがい!」
スライミー怪人ジュニアは、自分の触手を10センチほど切り離し私に投げつけた。そのタコの足のような触手は、首から身体の中に入る。
「きゃっ! やだ、やだ!」
するすると素早い動きの触手は、私の胸の周りをくるくる回る。
「いっ! ひっ!」
「ピンク! 大丈夫か!」
「キーッーヒィッヒッい! オレ様はお前たちのデータをブラックシャドウ様に送るのが役目だ。ピンクは女のようだな」
メンバーが私の身体から触手を取り除こうと身体をまさぐり、追いかけるがなかなか捕まらない。
「あ、や、んっ、は、早く、怪人をっ」
「わかった。俺が行ってくる」
レッドは素早く腰の銃を抜き、スライミー怪人ジュニアの前に立つ。
「ブラックシャドウの事を教えるんだ。基地はどこだ。目的はなんだ」
「キーッーヒィッヒッい! 基地なんぞ知らん! しかしお前ら凡人にはブラックシャドウ様のユートピアの構想など話しても分からんだろう」
「ユートピアだと!?」
「そうだ。怪人だけの世界の方が平和だろう」
「ふざけたことを!」
「キーッーヒィッヒッい! オレ様の役目は終わりだ! ブ、ブラック、シャドウ様、万歳! 父さん、ピンクの、おっぱい、触ってやりまし、た……」
そう言うとスライミー怪人ジュニアは何か丸い塊を噛む。
「伏せるんだ!」
レッドの声にみんな地面に伏せると、スライミー怪人ジュニアはチカッと光って自爆し、べとべとのゼリーをまき散らした。しかしそのゼリーもすぐに蒸発して消えてなくなった。
「キッヒィッ? おのれえー! これでもくらうがい!」
スライミー怪人ジュニアは、自分の触手を10センチほど切り離し私に投げつけた。そのタコの足のような触手は、首から身体の中に入る。
「きゃっ! やだ、やだ!」
するすると素早い動きの触手は、私の胸の周りをくるくる回る。
「いっ! ひっ!」
「ピンク! 大丈夫か!」
「キーッーヒィッヒッい! オレ様はお前たちのデータをブラックシャドウ様に送るのが役目だ。ピンクは女のようだな」
メンバーが私の身体から触手を取り除こうと身体をまさぐり、追いかけるがなかなか捕まらない。
「あ、や、んっ、は、早く、怪人をっ」
「わかった。俺が行ってくる」
レッドは素早く腰の銃を抜き、スライミー怪人ジュニアの前に立つ。
「ブラックシャドウの事を教えるんだ。基地はどこだ。目的はなんだ」
「キーッーヒィッヒッい! 基地なんぞ知らん! しかしお前ら凡人にはブラックシャドウ様のユートピアの構想など話しても分からんだろう」
「ユートピアだと!?」
「そうだ。怪人だけの世界の方が平和だろう」
「ふざけたことを!」
「キーッーヒィッヒッい! オレ様の役目は終わりだ! ブ、ブラック、シャドウ様、万歳! 父さん、ピンクの、おっぱい、触ってやりまし、た……」
そう言うとスライミー怪人ジュニアは何か丸い塊を噛む。
「伏せるんだ!」
レッドの声にみんな地面に伏せると、スライミー怪人ジュニアはチカッと光って自爆し、べとべとのゼリーをまき散らした。しかしそのゼリーもすぐに蒸発して消えてなくなった。