逆ハー戦隊シャドウファイブ
第10章 10 触手の行方
「これ、さっきの怪人に何かされたのかな」
「緑丸。どうだ?」
「身体は大丈夫だが、この様子だと……」
緑丸さんが私の脈を測っている。
「なんだよ」
「催淫剤を使われている」
「え? 催淫?」
「うん。これじゃあ病院に行ってもだめだ。効果が切れるのを待つしかない」
「いつ切れるんだ?」
「わからない。今、緩和するような漢方を煎じてくる」
「ああ、頼む」
さっきスライミー怪人ジュニアの触手が消えてしまったのは、実は私の身体に入ってしまったのだろうか?それにしても身体が熱くて胸の方がくすぐったいようなかゆいような、かきむしりたい衝動が湧き上がり、私は力の入らない手で両胸をさする。
「う、う、んっ」
少しもやもやがおさまり始めるが足りない。うまくできない。荒い息をしながら胸をさすっていると「胸が辛いのか」とクールな青音さんの声が聞こえた。
私が軽く頷くと青音さんはわき腹のファスナーを下ろし、バトルスーツを上半身だけ脱がせた。
「ん? ブラジャーをつけていたのか」
シームレスだからいいじゃないですかと言いたいが言えない。それよりも私の胸をどうにかしてほしい。
「緑丸。どうだ?」
「身体は大丈夫だが、この様子だと……」
緑丸さんが私の脈を測っている。
「なんだよ」
「催淫剤を使われている」
「え? 催淫?」
「うん。これじゃあ病院に行ってもだめだ。効果が切れるのを待つしかない」
「いつ切れるんだ?」
「わからない。今、緩和するような漢方を煎じてくる」
「ああ、頼む」
さっきスライミー怪人ジュニアの触手が消えてしまったのは、実は私の身体に入ってしまったのだろうか?それにしても身体が熱くて胸の方がくすぐったいようなかゆいような、かきむしりたい衝動が湧き上がり、私は力の入らない手で両胸をさする。
「う、う、んっ」
少しもやもやがおさまり始めるが足りない。うまくできない。荒い息をしながら胸をさすっていると「胸が辛いのか」とクールな青音さんの声が聞こえた。
私が軽く頷くと青音さんはわき腹のファスナーを下ろし、バトルスーツを上半身だけ脱がせた。
「ん? ブラジャーをつけていたのか」
シームレスだからいいじゃないですかと言いたいが言えない。それよりも私の胸をどうにかしてほしい。