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ヌードモデルとセクシーCM

第3章 実践する裸

ちょっと恥ずかしかったけど、ほかの6人のラインと比べて見劣りしないと思えて、自信がついたのは確かだった。

──ところが、撮影は難航した。

当時の週刊誌には、
「お尻のふくらみが片方ずつしか見えないように撮るのが難しかった」
とあるそうなのだ。

お尻があからさまに見えると芸術的ではないからと言いたいらしいが、

私たちは何度も間隔を調整され、片側だけの7本のヒップラインになるようにと試行錯誤が続いた。

結局は、この手だけは避けたかった(田中さん談)という非常手段が使われた。

つまり、片方のお尻を隣の娘の体で隠すという、強引なやりかただった。

うつ伏せのサナエさん(1番)の右半身に、私(2番)の左半身が覆いかぶさる。
さらに私の右の背中には3番の娘がのしかかる。

こうして7人の裸体は触れあい、圧縮された。

サナエさんのお尻の柔らかさを感じながら、
私は左の乳房を彼女に押しつけている。

私の右のお尻と背中には隣の娘の体重がかかっていた。
平たくなった豊かな乳房が広範囲で感じられた。

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