はるのかぜ
第1章 教師を目指す第一歩
その日の昼休み、プリンを貰えなかった五月はちょっと不機嫌になっていました。仲の良い赤坂あかりと諸星葉子と一緒にハルの愚痴を言っていました。
「ハルったら、放送当番の日に私にデザートくれるって約束してたのに。裏切り者だわ!」
「なんかさぁ、あの子ってみんなに優しくして調子乗ってるんじゃないの?」
あかりは五月に共感するかのように言いました。
「だったら、あの子優しいから少しくらいやっつけても何も言わないんじゃない?」
葉子は自信満々に言いました。
「確かに。あの子なんでもはい、はいって言ってる感じがするわね。こっちから念を押しておけば、チクったりしなさそうね。よし、やってやろうじゃないの。約束破ったのハルのほうだもんね。」
そう言った五月はあかりと葉子と一緒に何やら打ち合わせのようなことを始めました。
「ハルったら、放送当番の日に私にデザートくれるって約束してたのに。裏切り者だわ!」
「なんかさぁ、あの子ってみんなに優しくして調子乗ってるんじゃないの?」
あかりは五月に共感するかのように言いました。
「だったら、あの子優しいから少しくらいやっつけても何も言わないんじゃない?」
葉子は自信満々に言いました。
「確かに。あの子なんでもはい、はいって言ってる感じがするわね。こっちから念を押しておけば、チクったりしなさそうね。よし、やってやろうじゃないの。約束破ったのハルのほうだもんね。」
そう言った五月はあかりと葉子と一緒に何やら打ち合わせのようなことを始めました。