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はるのかぜ

第10章 積み重なった悪事

ハルは気持ちが沈んだまま家に向かいました。玄関のドアを開けると弥生が駆け寄ってきて、ハルの頬を平手打ちしました。

「なんて恥さらしなことをしてくれたの!」

そう言うと、弥生は家の奥へと入っていきました。ハルは何も言えず、その場に泣き崩れました。

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