はるのかぜ
第41章 FM制作部員、内海ハル、始動
ある日、ハルはいつものように大学で授業を受けていました。すると、ハルの携帯電話のバイブがなりました。授業中ではありましたが、たまたま大きな抗議室の真ん中ぐらいに座っていたので、ハルはこっそり携帯電話を開いてみました。
「FM制作部の皆さんお疲れ様です!明日の昼休み、部会をします。全員部室に集合してください。」
それはFM制作部部長の拓哉からでした。
「了解しました。」
ハルはすぐに返信して携帯電話をしまいました。
翌日の昼休み、ハルはFM制作部の部室に居ました。
「じゃあ、全員揃いましたので、改めましてお疲れ様です。」
「お疲れ様です。」
拓哉の挨拶に部員一同が反応します。
「じゃあ、今日の部会の主な内容は新入生の練習です。我々FM制作部は大学のサークル活動ではあるけれど、公共の電波で流してもらうという、ある意味仕事に匹敵するような活動をしています。秋の番組改編期に合わせて新入生の皆さんは活動いただくことになるので、それまでは番組制作の練習をします。とりあえず、こちらで練習担当を組んでみました。まず、錦戸さんは僕と山下さん。それから風間くんは二宮くんと滝沢くん。内海さんは内くんと増田さん。最後に小山くんはディレクター志望ってことだから、櫻井先輩に指導していただこうと思います。ちなみにこのあとの時間、空いてる人はどれぐらいいるかなぁ?」
部員の中の数名が手を挙げました。手を挙げたメンバーの中には、慎吾、恵美、そしてハルの3人も居ました。
「あっ、内海さんところは3人ともいるんだね。よし、じゃあ早速練習で。」
拓哉のその一声で早速、練習番組の準備が開始されました。ハルが部室横のスタジオに入ろうとした時でした。
「おっとっと。」
なぜかハルは何もない場所で躓きました。
「おいおい大丈夫か?そんなに緊張しなくてもこれ練習だから。」
練習相手の慎吾はそう言ってハルの気持ちを落ち着けます。
「FM制作部の皆さんお疲れ様です!明日の昼休み、部会をします。全員部室に集合してください。」
それはFM制作部部長の拓哉からでした。
「了解しました。」
ハルはすぐに返信して携帯電話をしまいました。
翌日の昼休み、ハルはFM制作部の部室に居ました。
「じゃあ、全員揃いましたので、改めましてお疲れ様です。」
「お疲れ様です。」
拓哉の挨拶に部員一同が反応します。
「じゃあ、今日の部会の主な内容は新入生の練習です。我々FM制作部は大学のサークル活動ではあるけれど、公共の電波で流してもらうという、ある意味仕事に匹敵するような活動をしています。秋の番組改編期に合わせて新入生の皆さんは活動いただくことになるので、それまでは番組制作の練習をします。とりあえず、こちらで練習担当を組んでみました。まず、錦戸さんは僕と山下さん。それから風間くんは二宮くんと滝沢くん。内海さんは内くんと増田さん。最後に小山くんはディレクター志望ってことだから、櫻井先輩に指導していただこうと思います。ちなみにこのあとの時間、空いてる人はどれぐらいいるかなぁ?」
部員の中の数名が手を挙げました。手を挙げたメンバーの中には、慎吾、恵美、そしてハルの3人も居ました。
「あっ、内海さんところは3人ともいるんだね。よし、じゃあ早速練習で。」
拓哉のその一声で早速、練習番組の準備が開始されました。ハルが部室横のスタジオに入ろうとした時でした。
「おっとっと。」
なぜかハルは何もない場所で躓きました。
「おいおい大丈夫か?そんなに緊張しなくてもこれ練習だから。」
練習相手の慎吾はそう言ってハルの気持ちを落ち着けます。