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瑠奈。

第1章 愛の無い…

放心状態で全裸で横たわる瑠奈の乳首を吸い揉みしている山岸…

『なぁ小泉…えぇ加減素直になれや…戻ってこいや…横川のこと…好きちゃうやろ?見てたら分かるわ…お前のえぇようにしたるやん…あと1年だけやで?お前もわしみたいな乱暴なんが好きなんやろ?』

観念したように、乳首を吸う山岸の頭を撫でる…

驚いたようにこちらを見つめ、顔を近づけてくる山岸の唇を受け入れ唇を重ね舌を絡ませる…

17歳の冬が近づく頃…柔道部監督山岸辰雄48歳と交際を開始する。

嫌がる素振りを見せなくなってからはキツくあたられることは無く、逆にあまりにも贔屓されすぎて部員に怪しまれるのではないかというほど可愛がられていたし試合の成績も良かった。

都合よく横川は受験の追い込みだった為、会うわけでもなく、別れるわけでもなく二股交際を続けていた。ただ、どちらにしても愛などは無く横川は優しいから、山岸は気持ちいいし、付き合っていると得だから…ただそれだけで交際していた。

ほどなくして横川は志望大学に合格し卒業していく…成績優秀な瑠奈が翌年に追いかけてきてくれると信じていたが…瑠奈は警察官の試験を受けることを心に決めていて自然消滅していった…

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