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愛はメロデイにのって

第1章 愛は、メロディにのって

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 望さんは、ほんとに、わたしが好きなんだわ。
 嬉しい。
 ほんとに嬉しい。
 わたしは、泣きそうなくらい、嬉しくなりました。
 望さんが、足の指を、ひとつずつキスしてくれています。
 わたしは、もう、感動してしまいました。
 そして、望さんが、足の指のひとつずつにキスするたびに、わたしは、気持ちよさがおおきくなっていきました。
 やがて、望さんの唇が、足にキスしながら、すこしずつわたしのあそこに、近づいてきました。
 望さんの顔が、わたしのあそこに近づいているのが、わかります。
 すこし息を荒くしているためなのでしょうか、わたしの腿に息がかかっています。
 わたしは、もしかしたら、わたしのあそこにキスしてくれるのかなと思いました。
 望さんが、わたしのあそこにキスしてくれるのは、恥ずかしいですが、嬉しいと思いました。
 あそこへのキスは、愛情のあかしだと思います。
 ですから、望さんは、きっと、わたしのあそこに、キスしてくれるはずです。
 そう思っていましたのに、望さんは、あそこの、まわりにキスしてくれるだけです。
 右の腿にキスしてくれていた望さんの唇が、すこし離れましたので、つぎは、あそこにキスしてくれるかもと思っていましたら、左の腿にキスするのです。
 そんなことが、何回か続きまして、わたしは、こんどこそ、あそこにかなと、なんども思うようになりました。

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