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ヌードモデルがヨガを習うとこうなる

第1章 立ち花菱~鶯の谷渡り

江戸時代の遊女──セックスのプロ。

相手を早く果てさせれば、自分の負担は軽くなる。

相手に身を任せるより、自分から積極的にあられもない形をさらし、積極的に動いたほうがかえって短時間でコトは終わってしまう。あとは添い寝でもするだけでいい。

その刺激的な形が有名な四十八手だが、おおいにヨガと通じるものがあるという。

大胆なセックスは美容と健康につながる──サナエさんはそう言う。なにしろ、ヨガみたいなセックスなのだから。

今日は「立ち花菱」を習った。

全裸の私は軽く足を開いた仰向けで寝て、膝から下を垂直に立てていく。
当然お尻は浮くから、肛門を締め、お尻の筋肉に力を入れる。
あとは肩甲骨と足の裏だけで体を支えるつもりで、
浮かした体をキープしながら腹式呼吸をする。

こんなハードな姿勢でも前戯用なのだ。

つまり、局部をクンニリングスしやすい高さにしているわけで、舐められて手っとり早く濡れてしまいたいならかなり有効だ。

そういえば、私の彼はあまり舐めてこない。

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