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ヌードモデルがヨガを習うとこうなる

第2章 鶯の谷渡り~浮き橋

いま私は、素肌をさらしている。直に刺激を受けている。
快感は、レオタードの圧迫があったほうが倍加されるのだろうか。

試してみたくなった。あとでレオタードに袖を通そう。

今日のレッスンの締めくくりは、「浮き橋」だった。

組体操の「扇」の両端のポジション、片手を地面につくポーズを、肘で支えるように変更すれば四十八手になる。

ピンと伸ばした体を倒れないようにするのはかなりの力が必要で、優雅な名前だが鍛えられる形だ。

この形だと全身が愛撫の範囲となる。

360度から責められたければ、直立したほうが楽だし簡単だが、

愛撫で崩れそうになる姿勢を自分の力で保たなければならないという拷問のような効果があった。

そう、まさしく拷問だった。
サナエさんは私にレオタードを着せ、間接的な刺激を加えてきた。

さっきの妄想が早くも実現されたのだ。
乳房を覆い、まさぐる手の快感にたまらず声をあげた。

「ああっ、あっ、あっ、ああ、ああ」

ぴっちり閉じている脚は後回しで、腰からお尻にかけてもう片方の手が這い回っている。

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