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ヌードモデルがヨガを習うとこうなる

第2章 鶯の谷渡り~浮き橋

「物足りなくない?」と彼が訊くので、

私は首を振った。

やがて、正直なあえぎ声が出た。

そして、気がついた時には、彼のものを乳房ではさんでいた。

初めての刺激に戸惑う彼は自制できなくなり──不本意な樹液を私の胸にふりかけた。

ショーツも脱いでいない女性の上で果ててしまったことで、彼は軽くヘコんでいたようだった。

そんなことを考えながら、自分を慰めていたら、さりげなくサナエさんが加わってきた。

指示されたわけでもないのに、私は両腕とも耳の横に伸ばした。

明け渡した脇の下から始まる、快い刺激。
サナエさんの指はぷるんと乳房を弾ませて、谷間をくすぐり、もう片方の乳房をさっと撫でていく。

あ、また回想シーンが──

高校時代に見た新体操部の演技で、同級生たちは胸の上を横切ってボールを転がしていた。
ボールはレオタードが補正した膨らみを忠実に見せた。

手から手へ転がすのだから、胸が最も見やすくてやりやすいというだけなのだろうが、
脚を広げたり、お尻を突き出したりする演技は見慣れてしまっても、
レオタードの胸を注視することは、私にはできなかった。

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