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金曜日のおじさま

第3章 tres

「死にたい…」

何を言ってるんだ!
オレは怒鳴りそうになりのお抑えて、静かに冷静に話した。

「何かあった? オレで良かったらトコトン付き合うよ。その前にあったまろうか」

オレは重く沈んでいるビーを何とか励まそうとしていた。
何もする気になれない様子のビーの服を脱がせた。
大きくて形の良い乳房が露わになる。ツルツルの股も健在だった。
湯船に浸からせると少しだけ表情が柔らかくなった。

「あったかいって幸せだよね」

オレはお湯をかき回しながらそう言った。
ビーが温まるまで肩に湯をかけたり、頬を撫でたりしてみる

「身体洗ってあげようか?」

オレは冗談半分で言ってみた。

ザバッと湯船から立ち上がり、洗い場の椅子にちょこんと座った。

「よしよし、おじさんがキレイにしてあげよう」

タオルにソープをつけて泡立てる。
まず、右腕を取り泡をのせて洗う、次に左腕、首、それから…
乳房に手を伸ばすと

「イヤッ!」

と言って、腕を払われた。
仕方なく背中を洗って、腰、脚と泡だらけにした。
アソコも洗いたかったけど…また怒るかな
そっと指を近づける。

「ビーね、みんなの前でインランって言われた。そうなの?」

大きな瞳がじっとオレを見つめる。

「話の状況が分からないけど、インランじゃないよ」

「でも、みんな笑ってた…ヒドいよね。悔しい」

話が長くなりそうだったので、早々に風呂から上がってリビングに戻るように促す。
ビーは手ぶらで来たのでオレのスエットを着させた。ダボダボで可愛い

彼女の話はこうだった。

今日は成人式の集まりがあって高校時代の学年会があったらしい。

「ってか、20歳だったの⁉︎25くらいかと思ってた…」

「まだ19だよ。ビー早生まれだから」

オレはクラクラしてきた。
あんなに激しくセックスしてた娘が19だなんて犯罪だ。

それはさておき、その集まりで元カレに会ったらしい。
医者の息子でプライドの高い男子、頭は良かったが、常識がズレてる。特進科コース
一方ビーは普通科、楽しく学生生活を送っていた。
付き合い始めたのは高校1年の夏、文化祭実行委員だった2人は放課後一緒に活動するうちにどちらともなく恋人の様な関係になっていた。

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